A LITTLE GUIDE / 2026.10.21
続けられる価格を、
自分の言葉で決めるために。
売上と、手元に残るお金と、自分の時間に報いたあとの利益。それぞれを分けて考えると、値付けの判断がしやすくなります。このツールは「市場で売れる適正価格」を自動で決めるものではありません。
制作時間も、原価に含めてみよう。
例として、2,400円のピアスに材料420円、梱包80円、その他原価50円を使い、45分かけて制作するとします。自分の時給を1,200円と考えると、制作時間の価値は900円です。
minne通常料率、請求送料と実送料をそれぞれ200円と置くと、手数料は277円。現金の手残りは1,573円ですが、制作人件費を引いた試算利益は673円です。この金額は売上の実績ではなく、入力条件による例です。
手残り = 受取総額 − 販売手数料 − 材料費 − 梱包費 − その他原価 − 実送料
試算利益 = 手残り − 制作時間 ÷ 60 × 自分の時給
自分の労働の機会費用を含めるため、税務上の必要経費や所得とは一致しません。所得税・消費税・社会保険・返品・値引きは計算に含めていません。金額は税込で統一して入力してください。
目標利益率から、価格の目安を出す。
目標利益率は「作品価格に対する、制作人件費控除後の利益」の割合です。送料を受け取っても利益率の分母には含めません。10円単位で切り上げて表示します。
手数料率と利益率は小数で計算します。合計が100%以上では解けません。目安価格が計算できても、その価格で買ってもらえる保証はありません。作品の強み、競合作品、購入者の反応と合わせて判断してください。
出店料の元を取るには、何個必要?
出店にはブース代だけでなく、移動費、準備や接客の時間もかかります。保存した作品ごとに販売を見込む個数を入力し、合計から出店全体の採算を計算します。
損益分岐個数 = 出店固定費(人件費込み) ÷ 販売構成比で加重した1個あたり利益
損益分岐は同じ構成比で売れる仮定の目安です。端数は切り上げます。複数作品では整数個の構成でずれが出るため、作品ごとの販売数を変えて利益を確認してください。売れるたび赤字の構成では、販売数を増やしても固定費を回収できません。
対面販売なので通販の送料・通販手数料・固定手数料は含めず、会場の決済率を使います。カードと現金が混じる場合は見込みの平均率で計算します。未販売在庫の制作費は現金支出として発生しますが、この計算は販売分の採算であり、仕入れ資金繰りを示しません。廃棄・在庫損は別途「その他出店費」に含めるなど調整してください。
手数料の出典と対応範囲
- minne公式:販売手数料の計算 — 通常10.659%。注文の作品+送料に適用し端数切捨て。PLUS等は別条件なので変更してください。
- Creema公式:手数料改定 — 通常作品10.67%。送料を含む条件。食品・海外販売・広告経由等は対応範囲外です。端数処理は概算表示です。
2026年10月21日確認。オプション・ラッピングを付ける場合は作品価格と対応原価に合算してください。複数作品の同梱注文や割引はこのMVPでは計算しません。最新の契約条件を確認し、必要に応じて率・固定手数料を調整してください。
記録を失わないために。
作品はこのブラウザ内だけに保存します。端末を変えても自動同期はされません。「保存した作品」のバックアップを定期的に保存してください。読み込みは現在の保存作品を置き換えるため、確認画面を表示します。
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